TOP > 麻世妙 -majotae-

麻世妙とは

古来より日本人の生活に欠かせない存在だった大麻布。
しかし、第2次世界大戦後に国内での栽培が制限されたことや、
大麻繊維が紡績に適さないとされたことから工業化に乗り遅れ、
今ではまったく一般に流通していません。
《麻世妙 majotae》は、そんな「日本人が忘れてしまった布」である大麻布を
現代に甦らせたファブリックブランドです。

大麻布をもう一度、
日本のスタンダードファブリックに。

大麻布の歴史

今から遡ること約1万年前。日本列島には大麻が群生し、
そこに住む人たちは大麻を生活の中で利用していました。
それを示すのが、縄文時代草創期の集落が発見された福島県鳥浜貝塚です。
この遺跡からは大麻の編み生地と縄、土器に付着した大麻の種が出土したため、
当時から大麻が生活用品、食品として幅広く用いられたことが推察されています。

また、大麻は「聖なる植物」でもありました。神道の祭祀では「おおぬさ」と称され、
樹皮から採った革を重ねて神様に捧げるのに多く用いられてきたほか、
聖域を囲む結界のための麻紐や神殿に吊るしてある鈴の縄として、現在でも広く使用されています。

日常生活から様々な神道儀礼に至るまで、日本人のあらゆるシーンに
欠かすことのできない素材だった大麻。
その繊維を編んで作った大麻布も同様に、縄文の太古から近代に至るまで、
他に類を見ない存在感を示していた唯一無二の衣料素材でした。

そんな状況を一遍させたのが、第二次世界大戦後の1948年に連合軍最高司令部(GHQ)
からの指令を受けて制定された大麻取締法です。
この法律によって大麻の生産や流通は許可制となり、国内の生産量は激減。
大麻布は自然と日本から姿を消していきました。

《麻世妙 majotae》では、幻覚物質を含まない大麻を使用することでこの問題を解決。
さらに生産体制をゼロから構築することで、納得のいくものづくりができる体制を整えました。
半世紀以上にわたり「忘れ去られた布」となっていた大麻布を、今一度現代に甦らせます。

麻世妙のこだわり

明治時代以前は、手績み(繊維を撚り合せて繋ぎ、長い糸を作っていくこと)・手織りで
つくられてきた大麻布。
しかし、大麻布はほかの麻材料と比べて単繊維が短く、
糸の絡みやかたまりが生じやすいことから、紡績に適さないとされてきました。
そんな大麻を日本が誇る最新の技術で糸にし、布に仕立てたのが《麻世妙 majotae》です。
《麻世妙 majotae》では、大麻繊維だけを用い、明治以前の古大麻布がもち独特の柔らかさを再現。
当時を彷彿とさせるシンプルな平織物から綾織物、ニットまで、さまざまな大麻布を生み出しました。

・糸づくりのこだわり
単繊維が短いという特徴から紡績が困難だった大麻ですが、
《麻世妙 majotae》では、大麻繊維の精錬と精製を繰り返すことでこの課題をクリア。
乾式による紡績を可能にし、手績みでつくられたものに近い、柔らかな糸を実現しました。

・仕上げのこだわり
古大麻独特の柔らかさは、砧で布を打ち、もみこむことによってはじめて得られるもの。
《麻世妙 majotae》では、当時手作業で行われてきたこの工程に注目し、
より近い風合いを目指した「手もみ風加工」を施しています。
まるで古大麻布のような豊かな風合いを実感してください。

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